
こんなお悩みを解決します。
投資信託を買い始めたら、自分が儲かっているのか、それとも損をしているのか気になりますよね!
でも投資信託の運用損益の見方には「評価損益」や「トータルリターン」などいろいろ書いてあってちょっと難しいです。
そこで投資信託の運用損益の見方について、1回読めば分かるように具体例もあげながら詳しく解説します!
それではさっそくいってみましょう!!
投資信託の運用損益は何で決まる?
じつは、投資信託の運用損益は次の2つで決まっています。
- 基準価額
- 分配金
それぞれ詳しく解説していきます。
基準価額
基準価額は、個別株でいう株価と同じだと考えればイメージしやすいと思います。
投資信託を購入した時の基準価額よりも上がった状態で売却すればその差額があなたの利益になりますし、逆に下がった状態で売却すると損失になってしまいます。
分配金
分配金は、個別株の配当金と同じものです。
あなたが保有している投資信託の割合に応じて、分配金と言われる配当金を受け取ることができます。
注意ポイント
投資信託の中には毎月分配金の出るもの、1年に一回出るもの、全く出ないものと様々なタイプがあるので、投資信託を購入する時には注意が必要です。
なんてことの無いように気を付けましょう。

投資信託の運用損益の見方
投資信託の運用損益には次の2つの見方があります。
- 評価損益
- トータルリターン
それぞれ目的が違うので、順番に解説していきます。
評価損益
現在保有している投資信託を売却した場合に得られる利益や損失を計算したもの。
現在の投資信託の評価額ー平均取得価額
という式で計算でき、譲渡損益を表しています。
トータルリターン
投資信託の購入から売却までの全ての収支を計算したもの。
(現在の投資信託の評価額+累計分配金額+累計解約金額)ー累計取得価額
という式で計算でき、今までの儲けを表しています。
2つの使い分けはこれで完璧
ポイント
評価損益:確定申告に利用する
トータルリターン:自分の最終的な投資信託の損益判断に利用する
と覚えておきましょう!
投資信託の運用損益の具体的な見方
最後に投資信託の運用損益の具体的な見方として、私が保有している投資信託を例にして解説します。
これを先ほど解説したトータルリターンの計算式
(現在の投資信託の評価額+累計分配金額+累計解約金額)ー累計取得価額
に当てはめると
(507,410+0+0)ー372,500=134,910
となり、トータルリターンが134,910円となります。
上の例の場合は累計分配金額も累計解約金額も0円なので、トータルリターンと評価損益は同じになります。
まとめ
今回は投資信託の運用損益の見方について解説してきましたが、用語の意味さえ分かってしまえば意外と簡単ですよね!
今は投資信託が100円から購入できる時代なので、まだ持っていないという人でもかなり低リスクで始められますよ。
ちなみに私が購入している投資信託については、こちらの記事で詳しく解説してます!
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