
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・株式投資を行う4つのメリット
・株式投資を行う3つのデメリット
株式投資と聞くと、なんとなくイメージで難しそうだなぁと思ってしまい、やったほうが良いのは分かるけど自分には無理かなと、やる前から諦めている人も多いのではないかと思います。
実は私も、始める前は怖くてなかなか勇気が出なかった人間なので、そんな人の気持ちはよく分かります。
もちろん投資という言葉がつく以上、まったくリスクが無いわけではありません。
ですが実際始めてみると、正直デメリットよりもメリットの方がはるかに大きく、なぜもっと早くから始めなかったのかとかなり後悔しました。
そこで今回は、投資初心者である私が株式投資を行ってみて感じたメリット・デメリットについて解説することで、少しでも投資に興味を持ってくれる人が増えて、私のように後悔する人が減るようにと思い本記事を作成しました。
最後まで読んでいただくと、きっと株式投資の魅力に気づいてもらえると思います。

それではさっそく進んでいきましょう!
もくじ
株式投資を行う4つのメリット
私が実際に株式投資を行ってみて感じたメリットは以下の4つです。
- 株式の値上がり益を得られる
- 保有株数に応じて配当金が得られる
- 株主優待がもらえる
- 会社の経営に携わることが出来る
言葉だけ見ると難しそうですが、初心者の人にも分かるようにかみ砕いて説明していきますので、安心して下さい。
株式の値上がり益を得られる
株価というのは常に値段が変動しています。
その中で、安い値段で買った株を、自分が買った時よりも高い値段で売った場合、その差額の利益のことを値上がり益と呼びます。
通常みなさんが「株で儲けた」と聞いてイメージするのが、この値上がり益のことですね。
英語ではキャピタルゲインなんて言われたりもします。
私が日本株に投資して狙っているのもこの値上がり益になります。
実は今日初めて言いますが、私が昨年購入した株がわずか半年程度で一気に4倍以上値上がりし、生まれて初めて10万円以上の値上がり益をゲットしました!
しかも元手はたったの4万円だったので、もっと買っておけばよかったと何度も思いました。

でも言葉だけだとちょっと分かりづらいので、イメージしやすいように実際に株を買った場合の具体例も載せておきます。
メモ
例えばあなたが
株価が500円で売っている株を1000株購入したとします。
その株価が1000円、つまりちょうど2倍になった時に、保有している1000株すべて売却した場合の値上がり益はどうなるかというと
(1000円-500円)×1000株=500,000円
つまり500,000円の値上がり益を得たということになります。
保有株数に応じて配当金が得られる
株式会社というのは、事業を行って利益が出た場合、その出た利益の一部を、株を買ってくれた投資家へ配当金として分配します。
なぜなら、株式会社というのは投資家へ株を売ることで、資金を調達しているからです。
配当金は企業によって年1回、または年2回分配され、金額についても各企業ごとに違います。
英語ではインカムゲインと呼ばれているものですね。
また、決算時の利益が予定よりも大幅に増えれば、貰える配当金の金額も増配といって増えることもあります。
私も株を保有している企業の業績が計画よりもかなり上振れして、予定よりも多い配当金を受け取った経験があります。
ポイント
その受け取った配当金で更に同じ企業の株を買い、資産をどんどん増やしていくというのが配当金投資家の戦略の1つですね。
最近はやっているFIREというのは、この自分がもらう配当金だけで普段の生活費を全てまかない生活するという、言わば究極の不労収入生活ですね。
私もいつかは目指してみたいという夢はあります。
こちらもイメージしやすいように、実際に株を持っていて配当金が分配された場合の具体例を載せておきます。
配当金は、通常1株あたりで発表されるので、具体例を示すと
メモ
配当金は、通常1株あたりの金額で発表されるので、例えばあなたが配当金が10円の株を1000株持っていたとします。
この場合の配当金は
10円×1000株=10,000円となり
株を持っているだけで、毎年10,000円の収入が入ってくることになります。
株主優待がもらえる
株主優待とは、自分の会社の株を購入してくれた株主に対するお礼として、企業側が先程説明した配当金とは別に、その会社独自のサービスを株主に提供してくれるというものです。
自分の会社の商品の詰め合わせや優待券の配布、クオカードやギフトカードなど、企業によってホントにたくさんの種類があるので、どんなものが貰えるのか株主優待を調べるだけでも楽しいですよ。
私個人としては、どこでも使えてたくさんあっても困らないクオカード辺りがねらい目です。
しかもこの株主優待制度は日本独自の制度で、最近ではこの株主優待を受けるためだけに株式を保有する人もいるほど、人気になってます。

ポイント
実はここだけの話ですが、この株主優待制度には更に秘密があって、この株主優待があることによって、株主が株を売却せずに長期保有するようになる為、売却による下落を抑えるという役割もしているんですよ。
会社の経営に携わることが出来る
これは私の中ではかなり凄いポイントで、個人的には株式投資をする一番の醍醐味を味わえると思っているので、ちょっと熱く解説していきます!
企業の株式を保有するということは、別の言い方をするとその企業に出資しているということもできます。
つまり自分自身で起業しなくても、好きな会社の経営に携われるということです。
この権利は、普段サラリーマンとして働いている私からすると、株主だけに与えられた特別な権利だと思います。
普通、会社の経営に携われるのはその企業のトップ数名だけです。
ましてや上場企業の経営ともなれば、ほんと一握りの限られた人しか関係することさえ出来ない聖域です。
その聖域に、ただのサラリーマンである自分が、株式を保有するだけで参加できるんですから。

では具体的に株主にどのような権利が与えられるのかまとめておきます。
メモ
一番の権利は保有している単元株数による株主総会での議決権です。
通常の株主総会では、あらかじめ株主に賛成・反対を問う議題が決められています。
その議題に対して、株主として賛成・反対の意見をいうことができます。
当然保有する単元株数が多いほどその影響力は大きくなります。
また実際に株主総会に出席することで、決められた議題以外にも、経営者に対して直接、自分が思っている疑問をぶつけることもできます。
株式投資を行う3つのデメリット
私が実際に株式投資を行って感じたデメリットは、つぎの3つです。
- 元本が保証されていない
- 最低投資金額が高い
- 希望価格で売買できない場合がある
こちらについても、かみ砕いて解説していきます。
元本が保証されていない
株価というのは常に変動しています。
値上がりして利益を得られるということは、逆に値下がりして損をしてしまう可能性もあるということです。
投資が危険だとかギャンブルと同じだと言われる理由がこれですね。
ポイント
これは私の考えですが、投資に限らずどんなものでも多少のリスクは取らないと、決して期待するような利益を得ることは出来ないと思います。
大事なのはリスクをコントロールする方法をしっかりと身に付けることです。
リスクをコントロール出来れば、投資は決してギャンブルにはなりません。
確かに短期的な視点で考えれば、タイミングによっては値下がりして一時的に損をするかもしれません。
ですが、株価が決定するのは売買が成立した時なので、仮に株価が下がったとしても売却しない限りは損失は確定しません。
私が実践している中・長期投資では、時間という個人投資家最大の武器を使うことによって、このリスクを限りなく小さくすることが可能です。
最低投資金額が高い
チャートなどの株価は1株の値段で表示されていますが、通常売買を行うのは単元といって100株単位で行われます。
どういうことか、具体例でみていきます。
メモ
例えば株価が500円の株を購入する場合を考えます。
1株500円だったとしても、実際の売買は100株単位で行われるので
500円×100株=50,000円
つまり最低50,000円が必要になります。
以前まではどの証券会社でも100株単位でしか売買が出来なかったので、株式投資を始めるにはたくさんのお金が必要でしたが、最近では1株から買える証券会社も出てきました。
いきなり100株単位での購入は怖いという初心者の人は、まずは1株単位で取引を行ってみて、株式投資に慣れるというのも全然ありだと思います。
普段からLINEを使っている人は、いつもの感覚でスマホから簡単に操作できますよ♪

希望価格で売買できない場合がある
株価が決まっているんだから、自分の買いたい値段で買えるじゃんと思いますよね?
でも実際はそうなっていないんです。
実は株の売買というのは、売りたい人と買いたい人の希望価格が一致してはじめて売買が成立します。
たとえあなたが株を安く買いたいと思っていても、その値段で売ってくれる人がいなければ買うことは出来ません。
またその逆で、高く売りたいと思っていても、その値段で買ってくれる人が現れなければ売ることは出来ません。
つまり売買価格は、需要と供給のバランスで決まる。
株価というのは、買いたい人が多ければ値段は上がっていき、売りたい人が多ければ値段が下がっていく。
そしてその1つ1つの売買の記録がチャートを形作っていくということですね。
過去8年の日経平均株価
参照:楽天証券
ここまでデメリットについて解説してきましたが、私から1つみなさんが前向きになるデータを提示します。
上のチャートは、2012年~2020年まで過去8年間の日経平均株価の推移をあらわしているのですが、ごらんの通り、多少の上げ下げはありますが、株価は右肩上がりに上昇しています。
つまりこのチャートから言えるのは、どの時点で株を購入していても、売らずに保有さえしていれば資産が自動で増え続けている状態ということです。
そして2020年11月現在は、過去に抜けられない壁として存在していた24000円を簡単に突破して、なお上昇を続けています。
株式投資には確かにリスクはありますが、リスクを恐れてばかりで行動しなければ、結局何も変わりません。
大切なのはいかにリスクを抑えながら、安全に資産を増やしていくかです。
まとめ
今回は株式投資の7つのポイントについて解説してきました。
もう一度簡単にまとめます。
株式投資のメリット4つ
- 株式の値上がり益を得られる
- 保有株数に応じて配当金が得られる
- 株主優待がもらえる
- 会社の経営に携わることが出来る
株式投資のデメリット3つ
- 元本が保証されていない
- 最低投資金額が高い
- 希望価格で売買できない場合がある
株式投資は、私のようなサラリーマンの人にとって、特に取り組みやすい投資だと思います。
まずは当記事をしっかり読んで、株式投資のメリット・デメリットについて理解を深めて下さい。
ちなみにいきなり自分のお金で投資をするのは怖いという人は、以下の記事で楽天ポイントで株式投資を購入する方法について詳しく解説しているので参考にどうぞ!
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【実践】投資信託は怖い?楽天ポイントを使って投資初心者が投資信託を始めてみました。
かぶすりーBlogでは、株式投資がもっと身近に感じられるように、初心者の方にも分かり易い情報発信を続けていこうと思っているので、ぜひ私と一緒に株式投資を勉強していきましょう!
今回は以上です。